国語指導に疑問を感じて

計算主体の教室での国語学習に疑問を感じた保護者からの相談でした。

2学年ほど先取りしているものの、ほんのささいな漢字のミスなのに、数ページも繰り返し学習をさせられる、というものでした。

いろいろ習い事など忙しくしている子どもにとって、悩ましい問題です。繰り返し自体は必要だと思うけれど、分かり切っているところまで作業のように繰り返しているのが腑に落ちないということなのです。

確かに。間違った箇所をしっかり漢字ノートに復習すれば済むところです。

しかし、マニュアルに従って指導ぜざるをえない大手の指導者にとっては、判断が難しいところでしょう。聞いてみれば、当該教室の指導者は教室開設してまだ数年とのこと。
臨機応変の対応ができないのでしょう。

保護者も子どもも国語力、とくに読解力の力をつけたいとのことなので、その時間はむしろ読書などに時間を当てたほうがいい旨、アドバイスさせていただきました。

読書好きの児童なので、楽しく集中して読めるタイトルの本をおすすめしました。