東京エリア以外での中学生主体の塾経営の厳しさはここにきて加速しています。
だから東京で、あるいは小学生をターゲットに、というのもうなずけますが、高単価を実現できないのであればあまりおすすめできないと思っていました。
ただ、社会をみると働き方改革などで女性就業率が高まり、公設学童に入れても「時間つぶしだけ」の過ごし方に不満を持っている保護者も少なくありません。
ご存知のように、民間学童を新規に立ち上げるにはかなり資金も必要ですが、学習塾が学童部門を併設するのはハードルがそれほど高くありません。
しかも学習のみならず、英語、そろばん、習字など低料金で併設できる習い事も入れると長時間預かり型の「教育ベースの学童」が意外とすんなり実現できたりするのは学習塾の強みだったりします。
以前と違い、保育園、幼稚園なども教育(知育)に力を入れ始め、学童を併設する例なども少なくない状態になってきました。ただ、保育園、幼稚園は高学年以上になると指導について対応しきれなくなっている現状があります。塾との提携という話も出てきています。
学習塾の業態に、「教育付き学童」は親和性がかなり高いと思っています。
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