計算力のアップ1

計算力アップには、いくつかのステップがあります。

かぞえられる、かずとモノの一致、いろいろなかぞえ方(2とび、5とび、10とびなど)、カウントダウンなどかずの意味が理解できて、計算に入っていきます。

最初の段階では、指を使って学習して10までのかずを理解させることもよくあります。それ自体には問題はありません。
よく、指を使っているのが気になって保護者から質問を受けることがあります。「いつまでも指を使っているのですが、どうしたらいいでしょう」という内容です。

確かに、心配はわかるのですが、実際にはいつまでも指を使っている子を見たことはないのです。時がくれば、指を卒業するのであまり心配はないのですが、問題は指に頼っているとスピードアップが難しいことです。

指を使う原因は、指を使うと安心できるからです。

具体物に触れた学習が足りないために、指から卒業できないということもあります。

弊社の計算問題集にも、具体物として〇を多く使っているのはそのためです。指の代わりです。〇を意識して10までの数をしっかり学習せせるのが目的です。

また、指を卒業させるのに有効な学習が、かずの分解です。
10の数は、1といくつ、2といくつなど、10までの分解をしっかりマスターさせます。
次に20までの分解、50までの分解、100までの分解と進みます。

これがしっかりできると、ゆびは卒業できます。
ここができてから、次の難関「くりさがり」の計算に進みます。

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