超一流には、触れてみないとわからない何かが

11年前の3月、なんとなく見ていたNHKの人気番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、娘が「〇〇ちゃんのお母さんだ」と言うので、思わずしっかりと視聴しました。娘が中学生の頃から仲良しの友人のお母さんが、看護師として取り上げられていたのです。

それから10年が経ち、その方は顕著な功績を挙げた看護師に贈られる世界最高の記章、フローレンス・ナイチンゲール記章を受章されました。

先月、その世界が認めるプロフェッショナルな看護師に、私の義母が介護を受けることになりました。家族は彼女の仕事ぶりを直接目の当たりにしました。

義母の容態が思わしくない中、彼女は義母のお腹に手を当てて、体調を感じ取りながら長時間優しくさすり続け、穏やかに話しかけていました。次第に義母の表情にも元気が戻り、周りの家族もその姿に安堵しました。

急変した状況に緊張していた私たちも、彼女の温かいケアによって心が落ち着き、場が和んでいくのが感じられました。

その場にいた全員が、彼女の所作と義母の回復に感動し、深い感謝の気持ちを抱きました。どんな仕事にも、外からは見えない深い世界があります。

では、教育の世界での「一流」とは何でしょうか。

輝く子どもを育て、子どもの心に火を灯し、可能性を見つけて伸ばす。いろいろな定義があるでしょう。

弊社の場合、「学ぶ楽しさ、わかる喜び」を体感できる教材を磨き続けることが、一流と言えるのではないでしょうか。

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